メニューの重要性

メニューにお店のコンセプトを反映
お店のコンセプトをメニューに出すことによって、お店の印象を操作することができます。
たとえば、和食のお店なら白地に筆で書いたようなフォントを使ったり、おしゃれなカフェならすっきりしたフォントで洗練されたデザインを意識したり、創作居酒屋なら手書きをしてみる、といったような工夫が挙げられます。
また、安さを売りにする場合にあえて赤や黄色、ゴシック体を使って安さを強調するお店もあります。
ターゲットの客層に向けたデザインも重要です。
若い女性向けのお店とオフィス街のビジネスマンに向けたお店、接待に使うお店と1人でも気軽に入れるお店では、全くニーズが違います。
あまりに偏りすぎるのもよくありませんが、どんなお客さんに来てほしいかを考え、そのお客さんが好みそうなデザインにしてみるのも大切です。
季節によって変えてみる
年中一貫したデザインには安心感があるかもしれませんが、リピート客を掴むためには新しい風を入れることも大切です。
新メニューを作るのもいいですが、手間とコスト、そしてリスクの点から、頻繁に取り入れるのは難しいですよね。
そんなときは、メニューに季節感を取り入れることによって変化をつけることができます。
季節メニューが1、2品しかなかったとしても、それを乗せたメニュー自体を変えてしまえば、大きく変化したような印象をもたらすことができます。
季節の食材の絵はもちろん、桜や風鈴、もみじや雪などをテーマにしてみたり、春なら黄色やピンク、秋なら茶色や赤…といったように色で表現することもおすすめです。
お店のちょっとした飾り付けのついでに、メニューにも季節を取り入れてみましょう。